【TRIA】
交通量調査技術革新協会 設立主旨書
Ⅰ.協会理念
技術革新や働き方改革への対応等、交通量調査業界の未来像を構築し、具体的な対応を模索・具現化する。これらを通じて、交通インフラ保守点検業務を継続的に発展させ、交通インフラの効率的な構築・運営の一助を担う。
Ⅱ.目的
1.交通量調査事業者(以下、調査会社という)業務の品質向上
2.調査会社の生産性向上
3.交通量調査員の業務品質向上
4.交通量調査員の処遇改善〔働き方改革への対応等〕
5.交通量調査業務の未来展望の構築
①IT化・AI化への対応
②新しい事業領域の開拓・調査員の教育
6.上部事業会社・行政への啓蒙活動
Ⅲ.背景<交通量調査業界 変革の必要性>
交通量調査業はいまだにアナログな調査が多く、技術革新が遅れているのが実態です。AI技術の普及により交通量調査が変革するとも取り沙汰されていますが、AI・カメラに全てが置き換わるまでには多くの課題があり、現状は人力での調査には及びません。しかし、交通量調査がAI・機械に取って代わられる時代は必ず到来します。
当協会は、交通量調査業において段階的にデジタル化を進め、交通量調査業界の変革を行い、同業界に携わる企業の品質向上を図ることで、業界を牽引するために設立しました。
また、交通量調査に携わる調査員の管理・教育を業界横断で行い、情報・リソースを共有することで、調査員の品質向上と処遇の改善を図ります。最終的には軽作業員から脱却し、一定の職能を有する作業員としての地位を確立させていく所存です。
Ⅳ.参画のお願い
情報社会において情報集積(ビッグデータ)とその活用がカギになります。当協会が情報集積役を担うと共に、交通量調査業界の技術発展の先端・試金石として挑戦・活動してまいります。協賛いただけるパートナーの参画を願ってやみません。
Ⅴ.TRIA研究会を設立いたします。
●TRIAメンバー(本部)
研究会は以下のメンバーでの構成を想定しております。
メンバーの属性 | メンバーの名称 | メンバーのご負担 |
○調査会社 | 正会員 | 会費 |
○建設コンサルタント | パートナー会員 | 無料 |
○サービス提供者 | 賛助会員 | 賛助会費 |
●TRIA認定サプライヤー(サービス提供者)
研究会では、具体的に様々な課題を解決するためのソリューションを収集しながら、正会員様への提案につなげていく所存です。
当初の提案として【TRICS】(調査のデジタル化)を採用したいと考えています。今後とも広くソリューションを内外に求めてまいります。
【TRICS】 | 募集中 | 募集中 | ||
1.調査会社の業務の品質向上 |
◎ | |||
2.調査会社の生産性向上 |
◎ | |||
3.交通量調査員の業務品質向上 |
◎ | |||
4.交通量調査員の処遇改善〔働き方改革への対応等〕 |
○ | |||
5.交通量調査業務の
未来展望の構築 |
①IT化・AI化への対応等 | ○ | ||
②新しい事業領域の開拓・調査員の教育 | × | |||
6.上部事業会社・行政への啓蒙活動 |
○ |